2007/07/16
【会見詳報】新潟県中越沖地震関係閣僚会合 終了後レク
2007年7月16日月曜日 午後9時40分過ぎ 内閣府(合庁)3階特別会議室
溝手顕正防災担当大臣
官邸での関係閣僚会議は先ほど終了した。本日、私どもの26人の政府調査団を派遣し、その調査結果の現地報告を行った後、関係閣僚から被害状況や対応の報告を行った。
最後に総理から、
本日発生した新潟県中越沖地震により、大きな被害が発生しており、政府および関係自治体は、被災者の速やかな救出・救助活動を第一義とし、全力を尽くしている。
先ほど私も現地被災地におもむき、被災状況を把握してきたところである。避難所では、極めて困難な状況にある被災者の方々から、切実なお話をおうかがいした。被災者の方々が、一日も早く、困難な状況から脱し、安心して生活を送ることができるよう、関係大臣は
・ライフラインの確保や交通網の復旧に万全を期すとともに、不安の解消に努めること
・県や市町村との的確な連携を図りながら、政府一体となって対応に万全を期すこと
の徹底をお願いする。
また、先日来の台風4号と梅雨前線による大雨により、九州・四国地域を中心に大きな被害が生じており、一日も早く安心して生活が送ることができるよう、政府一体となった万全の対応をお願いする。
と言う指示があった。
引き続き、政府一丸となってできるだけの支援をしてまいりたい。
以上が閣僚会議の概要だ。
−各省庁からの報告事項はどんな内容か
上田健 内閣府総括参事官
まず溝手大臣が、国家公安委員長として報告され、新潟県警が2600人体制で取り組み、8都県警から370人の広域緊急援助隊が派遣されており、引き続きやりたいという報告をされた。
総務省は大野副大臣が、消防の8都県からの緊急援助隊が出ているということと、通信関係は固定電話はすべて復旧しているが携帯とか放送の停波があること。地方公共団体の財政負担に支障がないようにしたいという報告があった。
柳沢厚生大臣からは、医療でDMATが派遣されていること、午後7時半現在55000戸が断水。給水車を出しているが、今日の段階では要求台数に満たないので支援に力を入れているという。新潟県の6市町村に災害救助法が適用された。
甘利経産相から、原発については放射能漏れはない、一部火災があり、今後とも万全を期すために、職員を追加派遣した。25000戸の停電の一刻も早い復旧と、ガスは時間がかかるが復旧をやっていく。中小企業の被害把握を急ぐという。
冬柴国交相からは、北陸自動車道の通行止め2カ所、明日の朝8時には復旧の見込み。並行して走る8号線が通行が難しいので、高速道路を無料開放して幹線交通を確保したい。新幹線は今は湯沢まで走っているが、午後9時30分には新潟まで開通の予定。海保のヘリを使って給水、船も使っている。トラック協会で物資を輸送している。
小池防衛大臣から、午前10時49分に新潟県知事から派遣要請があり、陸、海、空でそれぞれ給水、給食支援、毛布支援、ヘリでの医療輸送などをやっているが、引き続き最大限やっていきたい。
−東電は微量の放射性物質を含む水漏れがあったというが
現場で所長に聞いたが、そういう話は一切なかった。火災の説明があっただけ。私たちが現地をたった後の話かも知れないが。
−現地の印象は
柏崎市はけっこう大きなまちで、印象としては輪島市より規模が大きい。震源地が近いのでかなり被害が表に出てくるのではないかという印象を持った。犠牲者も増えている。大変お気の毒だ。
−激甚指定の話はあったか
話は出ていないが、能登と同様にスピード感を持って対応をしなければと思っている。
−現地連絡室を設置したが、何か特命は
谷本政務官が現地にもう着いていると思うが、現地に数人残して市役所と連携を取って対応をしていく。比較で申しあげるしかないが、ライフラインのダメージが大きい印象を受けた。まちの真ん中に近いところに震源があった。広範囲で5万世帯以上が断水している。しわが寄ったようなところがあり、ずたずたになっている。切れたために送水ができない。どういう対応をするか、現地の報告を待ちたい。
加藤利男内閣府政策統括官 まだ鉄道が復旧していないため、政務官は高崎までは行ったが、現地に着けたかどうかは未確認だ。
−この後の連絡会議はどういうことを
各閣僚の話のバックデータが入ってくるので、それらが集約される会議になると思う。
−今後のスケジュールは?
本日の23時の連絡会議後の判断になると思う。能登の時に手を打った対策はすべて段取りをして対応ができるようになっている。
−今回は対策本部ではないのか
対策本部は現地の県と市がやっているので、そことの対応のために、防災担当グループの連絡室を張り付けた。一部屋を借りて一緒に仕事をする。(了)