2007/07/19

【会見詳報】漆間巌警察庁長官の記者会見

2007年7月19日木曜日午後2時 警察庁記者会見室

−新潟の地震への対応はどうか
 2004年の新潟県中越地震の後、広域緊急援助隊について改善すべき点が多々あるということで、翌年2月に運用に関する通達を出した。4月にはP−REX(特別救助班)が12都道府県警に18個班、200人態勢で設置された。06年3月には刑事部隊も創設した。
 今回は、警視庁が先行情報班として、ヘリを飛ばして現地の状況を見た。これも運用方針通りに活動した。
 発生後、広域緊急援助隊が出動するまで、前回は3時間20分かかったが、今回は1時間17分に短縮された。実際に現地に到着するまでには時間がかかることもあるが、だいぶ改善されたのではないか。
 通達は、現場の活動の広報を積極的にやるという内容も含まれていたが、しっかりした広報が行われた。全体としてみると、教訓を生かした運用がなされたのではないか。ただ、困難なところで能力をもつP−REXは、2人の救出に当たったが、無事救出するには至らなかった。
 今後の改善点は、いかに早く現地に到着するか。時間が経てば、人命に影響する。早く現場に入り、救出活動をいかに早く開始できるか検証し、改善できる点は改善する。
 04年より、教訓を生かす運用がなされたのではないかと思う。

−警察部隊の自活能力はどうか
 72時間は自分たちだけでやれ、となっていたが、そういう対応をした。現地警察に迷惑をかけるなということだが、自活能力も向上したと思っている。被災県の警察の負担軽減はその通りに実行されたのではないか。(了)