2007/04/05
【詳報】能登半島地震第9回県市町合同会議
2007年4月5日木曜日 午後7時から 輪島市役所第2会議室
・仮設住宅
石川県
これまでの110戸に加え、輪島市から追加の要望があり、門前町で90戸で計180戸、輪島地区に50戸で計70戸。速やかに対応したいと考えている。110戸はゴールデンウイーク前に完成するが、追加分の時期はおおむね5月上旬となる。
・道路、ライフライン、港湾
石川県
通行止めの個所について、落石防止の金網をかけたりしているが、今日付で市教育長から一次解除の要望があった。通行止めの反対側に学校があるため、迂回(うかい)すると1時間ぐらい余計時間がかかる。このため、スクールバスの時間は工事を止めて、安全を確認して誘導することで確認済み。ただ、雨量や余震の状況で止めることもある。斜面の安定性は確保されているので、一時的に止めてバスで通ってもらう。
亀裂が入っている稲舟町の伸縮計に、新たな動きは出ていない。農村工学研究所の専門官が調査に入っている。技術職員の支援として、9日から20日まで新潟県と富山県から査定のための測量に入っていただき、穴水と門前に新潟県が、門前に富山が入っていただく。県でも、10日から20日にかけて、査定の支援を行う。
北陸地方整備局
無人化施工のバックホーは待機中。穴水町の査定への人的支援を終え、明日は輪島市の支援を行う。七尾港と和倉港の被災状況を説明受けて現地を見て、明日対策工法の検討を行う。
北陸農政局
奥能登事務所で復旧支援室を立ち上げたが、本日は復旧を経験したボランティアを募り、穴水町に入って農地と被害額の算定、現地確認を行っている。明日は、穴水町内の別の現場に動く予定。
輪島市長
水道は36世帯がまだ断水状態。道路は現在32個所が不通になっている。
・避難所
輪島市長
輪島地区では、落石の危険があるとしてネットをかける作業を進めていた大沢地区で、避難勧告を解除したので、避難者がゼロになった。また、13人が避難しているサン・アリーナはほかの場所に代えていきたいと調整中。門前地区は、自主避難だった和田集会所の皆さんが、ライフラインなどが復旧したということで自宅に戻った。保育所は11人と数字が下がったので、別の避難所に移っていただいて子供を受け入れ、保育所事業もスタートさせたい。浦上公民館も、自宅に帰られてゼロになった。
昨日報告したように、門前西小学校は、大きな体育館でたくさんの人がおり昨日は気温も零度近くで、全体の避難所で一番環境が厳しかった。ここに避難されている方のうち、26世帯49人の方を公営の宿泊施設「ビュー・サンセット」に移行していただいた。
避難所の数は、輪島地区で4、門前地区が12の計16避難所。今後、2個所の避難所を、もう少し集約したいと考えている。
石川県
嘔吐(おうと)や下痢の方が複数名でていたたが、今は減少傾向にある。引き続きうがい、手洗いの励行や、避難所の消毒などを行っている。
・罹災証明
穴水町長
罹災証明は本日までに約200件発行済み。本日も50件の追加調査依頼があった。2日から総合相談を行っているが、本日の68件の相談件数。週末には町の金融機関3行に参加していただく。
罹災証明は、大きな混乱はないが、一部損壊から半壊の間でクレームが来ている。随時やるということでお願いして、説明して帰ってもらっているが、説明に時間はかかっている。
石川県
二次調査の研修は10日に行うが、それで間に合うか? 明日の打ち合わせ会でも、支援体制も含めて調整をさせていただきたい。
穴水
それまでは、調査をして欲しいという対応で忙しいだろう。
・その他
輪島署
今週末も交通対策に50名体制で主要交差点や白バイでの交通対策をやる。今朝も新聞に出たが、機動隊も来ており、精いっぱいパトロールもしているが、関係者も注意喚起していただければ。
輪島市長
人的被害で軽傷者が1人減って、重傷が1人増えた。
今日午後1時13分に、門前西小学校から輪島病院に救急搬送された患者さんがいた。急性心筋梗塞(こうそく)で金沢循環器病院に移送することになったため、能登空港に駐機していただいていた消防防災ヘリを使って金沢へ搬送することができた。(了)