2007/04/06

【詳報】能登半島地震第10回県市町合同会議

2007年4月6日金曜日 午後7時から 輪島市役所第2会議室

・生活再建支援法説明会
石川県
 今日、生活再建支援法の説明会を県の奥能登総合事務所で80人が参加して行った。国から厚労省、内閣府と、都道府県会館の方に来ていただき、窓口対応の説明をいただいた。都道府県会館の方から、具体的な記載例で説明を受けた。これで支援法の中が見えるようになったと感じている。
 その後、新潟県長岡市の職員が、長岡市の相談例から、応急復旧のスパンを長く取った方がいいなどというアドバイスもあって、有意義な会議だった。市町の担当者も、自分たちだけでなく、周囲に伝えながら住民対応ができるようになったのでは。
石川県
 長岡市で悩んだことをお話しいただき、輪島市や穴水町の職員の方も実際に問い合わせを受けて悩ましい案件の質疑もあり、長岡市の方が経験に基づいて的確なアドバイスをいただけたのも良かった。
 長岡市の方の話で、今後の進め方として参考になると思ったことを紹介する。長岡市は地震発生が10月23日で、実際に被災された方々に対する説明会を何会場か設定して11月13日に1回目と、発災後約3週間目で行っている。どういった生活支援の内容があるのかの説明をされた。注意点としてだが、不安に思っておられる被災者に対する説明は早ければ早い方がいいのだが、きちっと説明する必要もあり、説明スタッフが十分に理解していることが大切だ。県の上乗せ分は申請様式などを現在整備中なので、要項などの申請様式を整備し、十分に市や町の職員に理解をいただいた上で実施する必要があるというのがポイントだ。
 また、被災者への説明会の後、生活再建支援を受けるために、被災者から出してもらう書類の受付は長岡市は12月7日だったという。説明会から3週間後に受付を実施している。地区ごとに分けて、2カ月ぐらいの予定でやっていたが、3日目までに460人、350人、300人と集中し、最大6−8時間も待った人が出たという。受付の仕方は、細かく地区ごとに順次人数を絞りながら受け付けていくような計画的な方法がいるのかなと思った。
石川県
 待ち時間が長かったという話もあったが、罹災証明の審査もあって、なかなかすぐに拾いきれないということもあるので、期間を長く取ってやる必要があるということも感じた。
石川県
 今も、早く知りたいので聞きに来られている方がおられるようだが、支援法のメニューは紹介しても確定的な内容は「説明会を開催しますので聞きに来て」と対応する方が混乱しないでいいという話もあった。スムーズにいくように検討をいただきたい。

・避難所について
輪島市
 避難所を順次統合しており、本日、サン・アリーナを閉鎖した。門前地区では、昨日、門前西小から引っ越ししていただいたが、大屋公民館もお宅に帰られて閉鎖になった。輪島地区で3、門前地区で11の合計14個所になった。

・ノロウイルスについて
石川県
 嘔吐(おうと)、下痢の方はいまだ存在している。避難所にいろんな方が出入りしており、手洗いの仕方を知らない人がいるという状況があるので、入っている方や出入りする方に、手洗いの仕方などを指導したり、清掃の仕方も伝えている。まだ、ノロウイルスの方もいらっしゃるので、きっちり対応をしなければならない。ゼロになれば出てこなくなるので、しばらく消毒を継続していただきたい。

・罹災証明
輪島市
 建物被害は、罹災証明関係の調査に基づいて、全壊が373などとなっている。
穴水町長
 被害状況の表記方法は、罹災証明結果に変えた。数字的には変更はない。罹災証明は調査件数が700,発行件数が246件だ。
 罹災証明の発行状況が変わってきた。会社への見舞金など、お勤めの福利厚生の関係で発行して欲しいという方もいらっしゃる。一部損壊でもいいから出して欲しいと。支援法とは別の用途、保険とかの支払いなどの用途も出てきたという。おかげさまで大きなところは終わってきたので、大丈夫だと思うが、二次の再調査への支援はどうか。
石川県
 10日に石川県の職員や県内の職員にも講習し、支援に行っていただこうと思っている。

・仮設住宅
穴水町
 仮設の入居希望者調査で、当初は48世帯だった。現在20戸建設の予定だが、プラス20は要望するような事態になるかと思う。個々に聞き取りをして、何人か辞退された方もいる。土日に聞き取りをするなどして、ほぼつかめると思う。日曜にははっきりする。
石川県
 調査結果を聞いて、対応していきたい。

・被害調査
北陸地方整備局
 対策車両を増強し、照明車両を1台増やした。3台を能登有料道路公社に移動し、待機している。災害申請の支援だが、昨日に続いて、七尾、穴水に続く施設災害調査として輪島市の道路災害に関する調査を行い、本日完了した。港湾関係は、昨日に続いて、和倉港、七尾港、輪島、穴水の現地調査を実施したが、終了時期は未定だ。

・ライフライン・その他
輪島市
 人的被害は、昨日から重傷者が1人増えた。門前在住の人が志賀町の病院にいたので、輪島でカウントした。プラスマイナスで県全体では変わらない。ライフラインは、水道の断水36戸は漏水工事が終わって、明日8時に通水見込みだ。(了)