2007/04/10
【詳報】能登半島地震第14回県市町合同会議
2007年4月10日火曜日 午後7時から 輪島市役所第2会議室
・中小企業対策について
石川県
中小企業対策として、低利融資などの制度を創設した。7市町の被災中小企業を対象に、復旧支援分として融資限度額1億円、融資期間が10年で据え置き2年、利率1%、保証料は通常より0.5%軽減する。激甚災害が指定されたら、この融資で建物が全半壊した中小企業の利子、保証料を5年間、全額補助したい。
また、復旧支援の運転資金として、限度額8千万円で、7年間、利率は1%。
信用保証枠の拡大として、激甚災害に指定された場合には、通常の2億8千万円にさらに2億8千万円を乗せる。
償還猶予の拡大として、既存の融資が3カ月10%売り上げ減少の実績があれば、1年間の償還猶予になるが、今回は10%減少を見込めるものは償還猶予をしていこうと考えている。
これらの取り扱いは4月23日と書いているが、今週中に制度の詳細が詰まれば、来週から行政区単位の商工会議所で、被災者向けの説明会をしたいと考えている。こういう制度を設けますよということだが、詳細はこれから。来週一週間かけて制度の周知を図りたい。商工労働部の経営支援課金融グループが窓口。
(関連記事:被災企業向けに制度融資=利率1%、能登半島地震で−石川県)
・罹災証明について
石川県
現在、罹災証明の一次判定をしているが、概観から見た一次判定が終われば不服があるところは二次判定になるので、建物の内部調査も入る。このため、今日午後1時から、奥能登総合事務所で、二次判定の研修会をやった。被災市町と県の職員が42人申し込み、参加者はそれより多かった。講師は、このシステムを立ち上げた当時は人と防災未来センターにいた堀江啓さんに来ていただいて、講演をしていただいた。その後、輪島市で実地の研修をやられていると思う。
・避難所・仮設住宅
輪島市
ふれあい健康センターに移られたりして、女性センターの避難所が少なくなった。合計は3と7だったのが、9個所に減った。避難の人数合計は、2人の減で250人。
仮設住宅への入居希望アンケートを行った。輪島では48世帯、門前では177世帯、あわせて225世帯が入居したいという結果だ。アンケートなので、入居申し込みを13日金曜日から19日までの7日間受け付ける。本庁と門前支所、各支所、出張所、避難所の市職員に届け出。告知は地元テレビ、ラジオ、新聞、新聞折り込みや各町内会への回覧で全世帯に周知を図りたい。
・国への要望について
輪島市
能登半島地震の7市町の要望として、首相官邸と防災担当大臣に提言要望活動をした。16時50分に終了し、帰路についている。明日には詳細な報告がある。
・廃棄物について
輪島市
ゴミの集積場所でのタイヤ調査を行った結果、タイヤは総数725本あった。ほとんどが普通車のタイヤで、500個がホイールが付いていたので、被災者から出たモノが大半ではと思う。仮集積場から、モータースポーツ公園にすべてのタイヤを運搬した。仮置き場には、タイヤを見せないという対応をした。看板で、タイヤなどの不法投棄防止、禁止の看板を設置した。
輪島署
継続的にパトロールをしており、タイヤの不法投棄などもないように、監視活動を含めてやっていきたい。
・電気設備点検
北陸電力
配電線の復旧工事、設備点検を一通り終わった。これから1軒ごとのお宅に、電気安全の観点から、点検を行う。そのため、被災地の避難所に「点検に関するお願い」という紙を張らせていただく。被害が多かった地域で電気設備を点検し、漏電の恐れなどがある場合、電気を止める場合がある。不在だったときに家主さんが分かるように、チラシを玄関先に置いておきたい。明日、避難所にお話しして、明後日から入っていきたい。1日20人体制で、10日間で延べ200人で、甚大が被害があるところからやっていきたい。
・その他
石川県
昨日、穴水町から要望があった大野地区の深夜の工事車両の通行について、被災区域通行車両の徐行をお願いするという標識を4枚建てた。
北陸地方整備局
昨日深見に無人バックホー、本日から稼働している。本日照明車3台を能登有料道路に追加した。災害査定資料の策定支援は本日から始まり、15日までの予定。(了)