2007/04/18

【詳報】能登半島地震第19回県市町合同会議

2007年4月18日水曜日 午後7時から 輪島市役所第2会議室

・財政
石川県
 昨日、災害対策に関連する県の予算の専決がなされ、マスコミにも発表された。復旧・復興本部の設置と、総額として44億円余の専決予算を決めた。主なものは、災害救助法関係で25億円、うち仮設住宅が18億円、応急修理が5億円。生活再建支援法に関するもので、県の上乗せ分が15億円、国の支援分と県の支援分、市町の負担分総額で合計39億円になる。
輪島市長
 県の専決予算で、私どもも動きやすくありがたい。輪島市も総額で54億2千万円予算の専決を行った。救助費や廃棄物の処理、災害援護資金の貸し付け事業を含めて、県と連動して計上した。

・復興本部
石川県
 来週の水曜日の25日、県庁に石川県能登半島地震復旧復興本部を設置する。災害対策本部は引き続き残るが、輪島の現地災害対策本部は24日の火曜日付で解散になる。復旧復興本部は、知事が本部長、本部員は各部局長、教育長、警察本部長、事務局は県の企画振興部企画課だ。

・中小企業ファンド
石川県
 予算についての知事コメントの中で、中小企業ファンドの話が出た。安倍総理が来られた時に中小企業ファンドの話がでていたことについて、「地域経済団体や市町の話をうかがいながら、規模や支援メニューを経産省と詰めたい」とコメントしていた。

・風評被害対策
 風評被害対策として、「元気宣言・能登」の観光キャンペーンで9300万円かけて、新聞広告やテレビ・ラジオコマーシャル、JRの駅やサービスエリアのポスター掲載などを行う。

・仮設住宅
石川県
 約束通り、4月末完成で進んでいる。追加分は5月上旬ということでがんばっている。住戸はほぼ完成し、集会場を作ったり、内装や設備配管などをしている。明日、知事が七尾市と穴水、輪島市、志賀町で仮設住宅の視察に行く。

・生活再建支援法
石川県
 昨日から、七尾市から能登町まで生活再建支援法の相談を始めた。相談件数は計108件で申請が20件。穴水が7件,輪島は9件。今日、輪島市で相談が47件、穴水で23件、申請は輪島6件、穴水5件という状況。
 現場は、それほど大きな混乱はないということでよいか。
輪島市
 生活再建支援の相談は、17、18の両日、門前町の諸岡地区で相談を受けた。17日は66件で申請が9件、本日が48件で申請が6件で、合計114件相談があり、15件が申請となった。
 一人一人にカルテのような書類を作り、相談が重なれば枚数が増える形にしている。住宅部分はどうで、蔵はどうだなどと問題が深まっていくようだ。
穴水町長
 17日から地区別で受け付けているが、被害が少ない地域からスタートしたため、相談件数は36件と少ない。明日から土曜にかけて、山を迎えるので、県への申請が増えてくると思う。最初は内容を聞きに来る感じだ。

・避難所・仮設住宅
輪島市長
 避難所の数は、一昨日に比べて減った。門前公民館に10世帯20人がいたが、門前公民館の下水道の都合が悪くなったため、分散して門前会館に移動していただいた。国民宿舎に2世帯3人いたが、自宅へ戻られた。避難所は輪島2と門前4となった。
 仮設住宅は、本日11件申し込みがあり、計197世帯の申し込みを受け付けている。まだ、避難所のアンケートとの差があるので、個別の調査を進行中だ。
 一時孤立した深見地区は、アンケート上では仮設を希望されているが、今回、正式な申し込みは出ていない。

・そのほか
輪島市長
 いろいろ支援をいただいているが、本日、特筆すべきことでは桂文珍師匠がお見えになり、門前に個人の住宅を持っておられる。当日おられたそうだ。地震のすごさを直接体感されたという。被害がひどいので驚いているとお見舞いをいただいた。

次回
石川県
 今後は、高齢者の生活支援が重要になる。県も市町と連携取りながらやっていきたい。ボランティアセンターの方から何もなければ、これで終わりにする。次回は20日金曜日午後7時から行う。(了)